在職中にキャリアコンサルタントに相談してみた話【30代・体験談形式】
「転職したいわけじゃないけど、このままでいいかはわからない」
30代前半・メーカー勤務のAさん(仮名)がキャリアコンサルタントに相談したのは、まさにそんな状態からでした。実際の面談の流れを、ご本人の許可を得てまとめています。
この記事の監修・運営者 Whitail(ワイテル株式会社)/有料職業紹介事業 許可番号 23-ユ-303211 国家資格キャリアコンサルタントが在籍し、名古屋を拠点に累計300名以上の転職・キャリア相談を支援(相談満足度98%)。転職を前提としない中立的な無料キャリア相談を提供しています。
相談前:「誰に話せばいいかわからない」
Aさんは仕事の実績も悪くなく、給与にも大きな不満はありませんでした。でも、なんとなく「このままでいいのか」という感覚が消えない。
転職エージェントに相談しようとも思いましたが、「転職するつもりがないのに行っていいのか」という気持ちがあって、足が向かなかった。上司や同僚には相談しにくい。友人には「贅沢な悩み」と思われそうで言えない。そうして、悩みが頭の中でぐるぐる続いていました。
面談当日:「何から話せばいいかわからない」でOK
初回の面談は60分。最初にAさんが言ったのは「何から話せばいいかわからないんですが……」という言葉でした。
実は、これが一番多い出だしです。整理できていない状態で来ることが前提なので、そこから一緒に整理していきます。
面談では、直近1〜2年の仕事の出来事を振り返りながら、「どのときにエネルギーが上がっていたか」「どのときに消耗していたか」を一緒に掘り下げていきました。転職の話は一切しない。ただ「仕事の中でどんな瞬間が好きか」を丁寧に聞いていく。
Aさんは途中から「あ、自分って人に教えることが好きなんだな、意識してなかったけど」と気づき始めました。
面談後:「スッキリした」という感覚
面談の終わりにAさんが言ったのは「なんかスッキリした」という言葉でした。
具体的な答えは出ていません。転職するかも、今の仕事を続けるかも、何も決まっていない。でも「自分が何に悩んでいたか」が少し見えた気がする、という状態になっていました。
その後Aさんは、転職はせずに今の職場の中でプロジェクトリーダーに手を挙げました。「やってみたいことが見つかった」と話してくれています。
在職中にキャリア相談を受けるメリット3つ
Aさんのケースからも分かるように、「辞めてから」ではなく在職中に相談することには明確なメリットがあります。
1. 焦らずに考えられる
収入がある状態なので、「早く決めなければ」というプレッシャーなしに、自分のペースで方向性を整理できます。退職後の相談は、どうしても「次を早く決める」ことが優先になりがちです。
2. 「残る」という選択肢を残せる
Aさんのように、整理した結果「今の職場でやりたいことが見つかる」ケースは珍しくありません。在職中なら、転職・異動・現職での挑戦のすべてを選択肢として比較できます。
3. 情報の非対称性を埋められる
「自分の市場価値はどのくらいか」「同じ悩みの人はどう動いたか」といった情報を、動き出す前に知ることができます。知ったうえで残るのと、知らずに我慢し続けるのとでは、納得感がまったく違います。
もう一つの体験談:Bさん(20代・アパレル販売職)のケース
Aさんとは違うパターンの体験談も紹介します。20代後半・アパレル販売職のBさん(仮名)は、「このまま接客の仕事を続けていいのか」という漠然とした焦りを抱えていました。
Bさんが最初に話したのは「転職したいというより、このままでいいのか分からない」という言葉でした。転職エージェントに登録するのは「まだ早い気がする」と感じていたそうです。
面談では、これまでの接客経験で身についたスキル(お客様対応・売上目標の管理・後輩育成など)を一つずつ棚卸ししていきました。Bさん自身は「特別なスキルなんてない」と思っていましたが、話を整理していくうちに「人と接することが好き」「数字を追うことにやりがいを感じる」という自分の傾向が見えてきました。
面談後、Bさんは「販売の経験は無駄じゃなかった」と気づき、接客経験を活かせる異業種(法人営業・カスタマーサクセスなど)にも目を向けるようになったと話しています。すぐに転職を決めたわけではなく、「選択肢が増えたことで焦りが落ち着いた」という変化が大きかったそうです。
面談で実際に聞かれること
「何を聞かれるか分からないと不安」という声が多いため、実際の面談でよく扱うテーマを紹介します。
- 直近1〜2年で「やりがいを感じた瞬間」「消耗した瞬間」の振り返り
- 今の仕事で身についたスキル・経験の棚卸し
- 転職を含めた選択肢の整理(結論を急がせることはありません)
- (希望があれば)今の市場価値や他業種への可能性についての情報提供
どれも「正解を出す」ためではなく、「自分の状態を言語化する」ための質問です。準備がなくても、その場で一緒に整理していきます。
「在職中の相談」でよくある2つの心配ごと
会社にバレないか?
国家資格キャリアコンサルタントには法律上の守秘義務があり、相談内容が勤務先に伝わることはありません。オンライン相談なら通勤圏で人に会う心配もなく、より安心です。詳しくは在職中のキャリア相談は会社にバレる?守秘義務と安全な進め方で解説しています。
時間が取れるか?
Whitailの相談は60分・オンライン対応なので、平日の夜や土日、在宅勤務の日の昼休みの延長などで受ける方が多いです。オンラインで受ける場合の準備はオンラインキャリア相談の準備ガイドにまとめています。
よくある質問
転職する気がなくても相談していいですか?
はい、むしろそういう方が一番多いです。転職を決めた人向けのサービスではないので、「迷っている」段階でOKです。
何を話せばいいですか?準備が必要ですか?
準備は不要です。「何から話せばいいかわからない」という状態で来てください。一緒に整理するのが面談の目的なので。
費用はかかりますか?
初回は完全無料です。転職支援とは別のサービスで、転職を前提とした提案は一切しません。
在職中の相談は平日夜や土日でもできますか?
はい。オンライン相談にも対応しているため、平日の仕事終わりや土日に受ける方が大半です。移動時間が不要なので、60分だけ確保できれば在職中でも無理なく相談できます。
面談では具体的に何を聞かれますか?
直近1〜2年の仕事での「やりがいを感じた瞬間」「消耗した瞬間」の振り返りや、今の仕事で身についたスキルの棚卸しが中心です。結論を急がせることはなく、希望があれば市場価値や他業種への可能性についても情報提供します。
「キャリアカウンセラー」と「キャリアコンサルタント」は同じですか?
Whitailで対応するのは国家資格キャリアコンサルタントです。「キャリアカウンセラー」は同じ意味で使われることが多い呼び名ですが、国家資格としての名称は「キャリアコンサルタント」に統一されています。守秘義務など法律上の責任がある点は共通しているため、どちらの呼び方で検索しても同じ専門性の相談だと考えて問題ありません。
まとめ
在職中でも、転職するつもりがなくても、キャリアコンサルタントへの相談は使えます。
「答えを出すための場所」ではなく「自分を整理する場所」として活用することで、毎日の仕事への向き合い方が変わることがあります。
Aさんのように「転職したいわけじゃないけど、このままでいいかわからない」という段階で大丈夫です。初回は完全無料、強引な勧誘や費用は一切ありません。
ワイテル株式会社|国家資格キャリアコンサルタント|名古屋