キャリア相談で何を話せばいい?準備することと当日の流れ
「キャリア相談を受けてみたいけど、何を話せばいいかわからない」「準備が必要?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、準備は最低限でOKです。むしろ「整理できていない状態」で来てもらうことを前提にしているのがキャリア相談です。
この記事では、キャリア相談の事前準備・当日の流れ・よく聞かれること・ケース別の話し方の例まで、国家資格を持つキャリアコンサルタントの視点でご紹介します。読み終えるころには「これなら話せそう」と思えるはずです。
この記事の監修・運営者 Whitail(ワイテル株式会社)/有料職業紹介事業 許可番号 23-ユ-303211 国家資格キャリアコンサルタントが在籍し、名古屋を拠点に累計300名以上の転職・キャリア相談を支援(相談満足度98%)。転職を前提としない中立的な無料キャリア相談を提供しています。
事前に準備しておくと良いこと(5分でOK)
1. 今の仕事のざっくりした状況
- 業種・職種・勤続年数
- 大体の年収
これだけで十分です。詳細な職務経歴書は不要です。手元にメモがあると、当日のヒアリングがスムーズになり、より深い話に時間を使えます。
2. 「何が一番つらいか・困っているか」を一言で
- 「給料が低い」
- 「人間関係がしんどい」
- 「将来が見えない」
一言でまとめられなくても大丈夫です。「漠然と不安」でも立派な相談内容です。
3. 相談の目的(ざっくりで良い)
- 「転職すべきか聞きたい」
- 「自分に合う仕事を探したい」
- 「話を聞いてほしいだけ」
どれでも歓迎です。
4. 「相談で何が解決したら嬉しいか」のゴール
「今日話してみて、どうなっていたら来てよかったと思えるか」を一つだけ思い浮かべておくと、相談の密度がぐっと上がります。たとえば「転職するかどうかの判断材料が欲しい」「自分の強みを言葉にしたい」などです。明確でなくても構いません。
5. (あれば)気になっている選択肢
「同業他社への転職」「未経験職へのキャリアチェンジ」「今の会社に残る」など、頭の片隅にある選択肢があれば伝えておくと、より具体的なアドバイスにつながります。なくても全く問題ありません。
それでも迷ったら使える「相談の切り出しテンプレ」
準備リストを読んでもなお「結局、最初の一言をどう言えばいいの」と固まってしまう方向けに、そのまま口に出せる切り出し文を用意しました。空欄を自分の言葉に置き換えるだけで、相談はスタートできます。
「今、( 業種・職種 )で働いていて、( 勤続年数 )くらいになります。正直に言うと( 一番つらいこと・モヤモヤしていること )があって、このままでいいのか迷っています。転職すべきかも含めて、話しながら整理したくて相談しました。」
これだけ言えれば十分です。あとはキャリアコンサルタント側から質問を重ねて掘り下げていくので、続きを自分で用意する必要はありません。「うまく話せるか」ではなく「最初の一言を言えるか」だけを準備すれば大丈夫です。
当日の流れ(Whitailの場合)
① 最初の5分:アイスブレイク
担当のキャリアコンサルタントが自己紹介し、相談の進め方を説明します。緊張しなくて大丈夫です。
② 現状のヒアリング(15分)
現在の仕事・生活・悩みについて、話せる範囲でお聞きします。答えられない質問はスルーしてOKです。
③ 一緒に整理する(15分)
ヒアリングした内容をもとに、「何が問題か」「何を大切にしているか」を一緒に整理します。
④ 方向性の提案(10分)
転職すべきかどうかの判断材料と、次のステップについて一緒に考えます。所要時間は全体でおおむね60分。1回で頭が整理されるケースも多くあります。
よく聞かれること・話すこと
現職について
- 今の仕事でつらいこと・しんどいこと
- 職場の雰囲気・人間関係
- 今の仕事で楽しいこと・うまくいっていること
自分自身について
- どんなときに仕事のやりがいを感じるか
- 得意なこと・苦手なこと
- 大切にしている価値観(安定・挑戦・人間関係など)
将来について
- 3〜5年後にどんな状態でいたいか
- 転職するとしたらどんな仕事・環境が良いか
「わからない」「考えたことない」は正直に言ってOKです。 むしろそれを一緒に整理するのが相談の目的です。
キャリア相談で実際に聞かれる質問リスト(20代向け・コピペで準備OK)
「どんな質問をされるのか先に知っておきたい」という声が多いので、相談やキャリア面談で実際によく投げかけられる質問を一覧にしました。答えを用意する必要はありません。「この質問にはこう答えそうだな」と頭の中で一度なぞっておくだけで、当日ぐっと話しやすくなります。
- 今の仕事に就いた理由は何でしたか?
- 1日の仕事の中で、一番ストレスを感じるのはどんな場面ですか?
- 逆に、少しでも「やっていてよかった」と思える瞬間はありますか?
- もし何の制約もなかったら、どんな働き方をしてみたいですか?
- 5年後、どんな状態だったら「いい選択をした」と思えそうですか?
- 転職について、家族やパートナーはどう考えていそうですか?
- これまでの仕事で、人から褒められた・感謝されたことは何ですか?
20代の方は「経験が浅いから答えられない」と心配されますが、正解のある質問ではありません。詰まったら「考えたことなかったです」と言えば、そこから一緒に掘り下げていきます。キャリア面談で何を話すか不安な方は、上のリストを相談前にスマホのメモへコピーしておくのがおすすめです。
ケース別|こう話せばOKという会話例
「うまく話せる自信がない」という方のために、実際の相談でよくある切り出し方を3パターン紹介します。これくらいざっくりで十分です。
ケース1:販売・接客職で「このままでいいのか」と感じている20代
「アパレルで3年働いていて、仕事自体は嫌いじゃないんですけど、土日休めないし給料も上がらなくて。このまま続けていいのか不安です。でも他に何ができるかもわからなくて……」
これで十分、相談はスタートできます。「やりたいことが言えない」ことこそ、整理する価値のあるテーマです。
ケース2:未経験の職種への転職を考えている人
「販売から事務とか営業に移れたらと思っているんですが、未経験で本当にいけるのか、年収が下がらないか心配で。そもそも自分に向いてるのかも知りたいです」
「向いているか」「現実的か」を一緒に検証していくのが相談の中身になります。
ケース3:転職するか決めきれない人
「正直、転職した方がいいのか今の会社に残った方がいいのか、自分でも分からなくて。答えを出したいというより、考えを整理する手伝いをしてほしいです」
これはキャリア相談として最も歓迎される入り方です。結論を急がず整理することがゴールになります。
オンライン相談を受けるときの準備
Whitailのキャリア相談はオンライン(Zoom等)にも対応しています。オンラインの場合は、次の3点だけ確認しておくと安心です。
- 静かに話せる環境:自宅やカラオケ、車の中など、誰にも聞かれない場所が理想です
- 顔出しは任意:カメラオフでも相談できます。無理のない形で大丈夫です
- メモの準備:手元に紙やスマホのメモがあると、整理した内容を残せます
在職中で時間が取りにくい方ほど、移動不要のオンライン相談が便利です。
転職の準備としてキャリア相談を受ける場合に整理しておくこと
「キャリア相談」というより「転職の準備として相談したい」という方も多いので、転職を視野に入れている場合に持っておくと話が早い項目を挙げます。いずれも必須ではありません。何も用意せず来ても、その場で一緒に整理できます。
- 今の年収と、希望する年収のイメージ:「下げたくない」「最低◯万円は欲しい」だけでも十分です
- 転職先で避けたい条件:「転勤なし」「土日休み」「ノルマがきつい営業は避けたい」など、NG条件は意外と大事な判断材料になります
- これまでの仕事でやってきたことのメモ:職務経歴書は不要。「どんな業務を何年やったか」を箇条書きにする程度でOKです
- 転職の希望時期:「すぐ」「半年以内」「いい求人があれば」など、ざっくりで構いません
転職を前提に相談するときも、Whitailでは「まず転職ありき」で話を進めることはしません。今の職場に残る選択肢も含めて中立に整理した上で、必要なら求人紹介に進むという流れです。転職を本格的に考え始めた方は、転職前提なしの無料キャリア相談から気軽に始められます。
なお、相談と求人紹介の両方を受けたい場合は、転職エージェントの使い方も知っておくと安心です。詳しくは転職エージェントが怖い・苦手な人へもあわせてご覧ください。
キャリア相談はどこでできる?相談先の種類と違い
「キャリア相談」と一口に言っても、相談先によって目的も得意分野も異なります。転職の準備としてキャリア相談を探している方は、まず違いを知っておくと選びやすくなります。
| 相談先 | 費用 | 特徴 |
|---|---|---|
| 国家資格キャリアコンサルタント(Whitail等) | 無料〜 | 転職前提なしの中立相談。悩みの整理から始められる |
| 転職エージェント | 無料 | 求人紹介が前提。転職を決めた人向け |
| ハローワーク | 無料 | 公的機関。地元求人の紹介が中心で、1回あたりの相談時間は短め |
| 有料キャリアコーチング | 数十万円 | 数ヶ月かけた自己分析・行動支援プログラム |
ポイントは、「転職を決めているか、まだ迷っているか」で相談先を分けることです。迷っている段階で転職エージェントに行くと求人紹介から話が始まりがちなので、まずは転職前提のないキャリアコンサルタントへの相談が向いています。また、国家資格キャリアコンサルタントには法律で定められた守秘義務があるため、在職中に相談しても会社に知られる心配はありません。
キャリアコンサルタントと転職エージェントの違いは、キャリアコンサルタントとは?転職エージェントとの違いを解説で詳しく紹介しています。
無料相談と有料コーチングは何が違う?
「キャリア相談」と検索すると、数十万円の有料キャリアコーチングも出てきて迷う方が多いです。ざっくりした違いは次のとおりです。
| 無料キャリア相談(Whitail等) | 有料キャリアコーチング | |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 数十万円 |
| 主な目的 | 悩みの整理・方向性の提案 | 数ヶ月かけた自己分析・行動支援 |
| 期間 | 単発〜随時 | 2〜3ヶ月のプログラム |
| 向く人 | まず話して整理したい人 | 時間とお金をかけて本格的に取り組みたい人 |
「まずは無料で話してみて、それで十分整理できた」という方も多いので、いきなり高額サービスを契約する前に、無料相談から始めるのがおすすめです。
相談でよくある「誤解」
❌「整理できてから相談しよう」
整理できていない状態で来てもらうのが、キャリア相談の前提です。整理できているなら、もうほぼ答えが出ているはず。
❌「転職を勧められるのでは」
転職を前提にしていない相談では、転職しないという結論になることも多くあります。むしろ「今の職場で改善できることは何か」を一緒に考えることも。
❌「キャリアが浅いと相談しても意味がない」
入社1〜2年目でも、悩みがあれば相談する価値があります。早い段階で方向性を整理した方が、後のキャリアがスムーズになります。
転職するかどうか、まだ決めていない段階でも構いません。→ 転職前提なしの無料キャリア相談(名古屋・オンライン)
▼ 転職を前向きに考え始めた方へ
キャリア相談に関するよくある質問
Q1. 相談時間はどのくらいですか?
A. Whitailの場合はおおむね60分です。1回で頭が整理されることも多く、必要に応じて2回目以降を設定することもできます。
Q2. 何も決まっていなくても相談していいですか?
A. はい。「何も決まっていない」状態こそ、相談に来るべきサインです。決まっていることを確認しに来る場所ではありません。
Q3. 相談したら必ず転職しないといけませんか?
A. いいえ。国家資格キャリアコンサルタントは本人の意思を尊重します。「今の会社に残る」という結論でも全く問題ありません。
Q4. 職務経歴書は用意した方がいいですか?
A. なくて大丈夫です。今の業種・職種・勤続年数がざっくり分かれば十分です。
Q5. 転職エージェントやハローワークの相談とは何が違いますか?
転職エージェントは求人紹介が前提、ハローワークは公的な職業紹介が中心です。キャリアコンサルタントへの相談は転職を前提とせず、「そもそもどうしたいか」の整理から始められる点が違います。まだ迷っている段階なら、中立のキャリア相談から始めるのが向いています。
Q6. 転職の準備としてキャリア相談を利用してもいいですか?
はい、むしろ転職活動を始める前の準備段階こそ、キャリア相談が向いています。希望年収や譲れない条件、これまでの仕事の棚卸しなどを事前に整理しておく必要はなく、相談の中で一緒に言語化していけるため、職務経歴書がまだない状態でも問題ありません。
まとめ
キャリア相談は、「完璧に準備してから行く場所」ではなく、「整理されていない悩みを一緒に整理する場所」です。
「何を話せばいいかわからない」という状態が、むしろ相談に来るべきサインかもしれません。
Whitailの無料キャリア相談を活用しよう
「転職すべきかどうか迷っている」という段階でも、まずは話してみることをおすすめします。
Whitailでは、国家資格を持つキャリアコンサルタントによる完全無料のキャリア相談を実施しています。
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相談するだけでも大丈夫です。まずはお気軽にどうぞ。