年収より大事なこと。キャリア相談でよく気づかれること
「転職するなら年収アップが目標です」
こう言ってキャリア相談に来る方はとても多いです。でも話を深掘りしていくと、「実は年収より大事なことがあった」と気づく方が少なくありません。
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「年収を上げたい」の裏にある本音
年収アップを転職理由に挙げる方に「今の年収に満足していないのはなぜですか?」と聞くと、さまざまな答えが出てきます。
「頑張りを正当に評価してほしい」 「成長している実感がほしい」 「今の仕事が自分に合っている気がしない」 「将来が不安で、とりあえず稼いでおきたい」
これらは、年収の問題というより承認欲求・成長欲求・適性・将来への不安の問題です。年収が上がっても、これらが解決されない可能性があります。
Q1. 年収より何が大事なんですか?人それぞれではないですか?
そうです、人それぞれです。だからこそ整理が必要なのです。
「自分にとって何が大事か」は、意外と言語化できていない人が多い。「年収を上げたい」という言葉は具体的に見えて、実は何かを覆い隠していることがある。
よくある「年収より大事だったこと」のパターンを挙げると:
- 評価される感覚(年収という形でなくてもいい)
- 成長できている実感(新しいことに挑戦できる環境)
- 裁量と自律性(自分で決められる感覚)
- 人間関係(一緒に働く人との信頼感)
- 働き方(時間・場所のコントロール)
年収アップを達成しても、これらが満たされなければ満足度は上がりません。逆に年収が上がらなくても、これらが揃うと「転職してよかった」と感じる方が多い。
Q2. キャリア相談でどうやって「大事なこと」を見つけますか?
面談でよく使うのは、「充実していた仕事の瞬間」を振り返る方法です。
「これまでの仕事で、一番達成感があった経験は何ですか?」 「どんなときに、仕事が面白いと感じましたか?」
こういった問いを通じて、自分がエネルギーを感じる状態の共通点が見えてきます。「人に教えているときが一番楽しい」「一人で黙々と作業するのが好き」「チームで大きなことを成し遂げたい」——これが価値観の正体です。
自分の価値観がわかると、「年収よりもこっちの方が大事だった」という気づきが自然と出てきます。
Q3. 年収を気にするのは、おかしいですか?
全くおかしくないです。生活があるし、年収は大事です。
ただ、年収だけを軸に転職先を選ぶと、後悔するリスクが高い。「年収は上がったが、仕事が自分に合わなかった」「評価はされているが、成長している感覚がない」という状態になることがある。
「年収は重要だが、他にも大事にすることを決めた上で転職先を選ぶ」という順番が、後悔を減らします。
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まとめ
「年収アップ」という言葉の裏に、本当に求めていることが隠れていることがあります。
転職を考える前に、自分が何を大事にしているかを一度整理してみることで、転職の軸が明確になり、後悔しない意思決定ができます。
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